ハイグローマとは??
ハイグローマという病気は体重の重い犬、大型犬がなりやすい病気です。具体的な症状は、肘の裏側がブヨブヨに腫上がってしまいます。
このブヨブヨの正体はロラン君自身の体液で、肘の関節にある滑液嚢という袋に炎症が起きて体液がたまってしまう病気です。
正常に成長した場合は、お座りや寝ている間同じ態勢を取り続けるうちに、この滑液嚢の所にタコができるそうで、そのおかげで炎症が起きないようです。
ハイグローマに罹る犬は、このタコがうまく形成されずに体液が漏れ出してしまうようです。
ただ、犬自信には全く痛みはないようで、ブヨブヨの状態でも全く気にするような仕草は見せません。ロランくんも相当ブヨブヨしていましたが、元気に走り回っていました。
ハイグローマの治療
治療法としてはたまった体液を注射器で抜き取り、抜き取ったあとに消炎剤を注射します。こうすれば普通の状態に戻りますが、ハイグローマの厄介な点として、何度も再発してしまいます。
ロラン君の場合、初めてできたのが生後4ヶ月くらいの時で、初めて見たときはかなりビックリしました。夜に気づいて1日様子を見ようと思いましたが、次の日の朝には一回り大きくなっていたので、これはまずいと思いすぐ病院に行きました。
いったん体液を抜いて薬を注入すればよくなるのですが、ロラン君の場合1ヶ月で再発していました。そこから毎月のように病院へ行き治療していましたが、先生いわく、だんだん抜きづらくなっているとのこと・・・
何度も繰り返すうちに患部が蜂の巣のようになっていくようで、針をうまく射すことが難しくなってくるみたいです。
ハイグローマの対策法
ハイグローマの治療は病院でできる治療以外に、居住空間の改善が必要になります。具体的には、固い床面に座らせない、寝かせないこと。
うちの場合は、股関節のダメージを心配してリビングの床を滑りづらいタイル張りにしてますのでそれが逆に仇となったみたいです。
股関節の保護には間違いなく遊行なんですけどね。ペット用タイルは。
LIXIL床材 ペット用タイルのメリット・デメリット
この固い床を改善しなければならないのですが、床材張替えは現実的ではないので、ロラン君の肘にクッションをつけようと思いましたが、これがなかなか具合のいいのが見つかりませんでした。
まず、人間用のサポーターを試しましたが、すぐにずれてしまって全くダメでした・・・
次に病院の先生おすすめのペピイの肘あてを試しました。
これは良かったですね!Lサイズでバーニーズにもちょうどよいサイズでしたし、肘の部分のポケットに自分の好きなクッション材を入れられます。
うちの場合、初めはタオルを入れていましたが、もうちょっとクッション性を持たせようと思って、ホームセンターでウレタンフォームを買ってきて、丁度良いサイズにカットして入れていました。
汚れてきたらクッションを取り出して普通に洗濯もできます。
これで一安心・・・経過観察かな~と考えておりました。
が・・・・
続き
⇒バーニーズマウンテンドッグ ハイグローマの治療 その後
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