バーニーズマウンテンドッグがよくなってしまう病気のひとつに股関節形成不全があります。
ごく簡潔に説明すると股関節が正常に発達せず、歩いたり走ったりすることもままならないほど深刻な状況を引き起こします。
バーニーズに限らず、大型犬によくある病気です。
いろんなバーニーズを見ましたが、立ち方が自然じゃない犬を見ると、『ああ、股関節形成不全かな?』と思ってしまいます。
極端な内股やガニ股だったりして、自分の体重をまっすぐ地面に伝えてないような感じでいます。
極端な内股やガニ股だったりして、自分の体重をまっすぐ地面に伝えてないような感じでいます。
股関節形成不全の原因は約70%が遺伝的要因であるといわれており、疾患犬同士を交配させるとほとんどの仔犬に発生するそうです。その他の原因として肥満などがあります。
股関節形成不全の大きな割合を占めるの遺伝的要因を排除するために犬の個体ごとに股関節を評価し、登録する団体が【日本動物遺伝病ネットワーク】通称:JAHD
と言います。
と言います。
ここできちんと股関節の評価を行い、問題のない個体だけを繁殖に使い、遺伝的疾患をなくそうと活動している団体です。
健全なブリーダーだったら、この第三者機関で評価し、問題のない個体だけで繁殖させますが、世間一般でいう悪徳ブリーダーはそんなことはお構い無しで繁殖させ、その結果、股関節形成不全のバーニーズマウンテンドッグがたくさん生まれて来てしまうのです。
エマちゃんのブリーダーさんは、ちゃんとJAHDで評価し、問題のない個体だけで繁殖させています。なので、今現在はエマちゃんには股関節形成不全の兆候は見られません。
こうした活動をしている団体や、ブリーダーさんがもっと増えて股関節形成不全の仔が少しでも減ってくれば良いですね。
こうした活動をしている団体や、ブリーダーさんがもっと増えて股関節形成不全の仔が少しでも減ってくれば良いですね。
欧米では40年以上も前からこうした活動をしており、犬の遺伝的疾患は現象傾向にあるようですが、日本は今までこうした団体すらなく、国内の遺伝的疾患に苦しむ犬の状況すら把握できてないのが現状だそうです。
エマちゃんには子供を生ませようと考えていますので、エマちゃんも股関節の評価をしなければ行けません。
通常、1歳から2歳の間で評価するのが一般的のようです。
エマちゃんは今、1歳と4ヶ月なので、そろそろ受けようと動き出しました。
通常、1歳から2歳の間で評価するのが一般的のようです。
エマちゃんは今、1歳と4ヶ月なので、そろそろ受けようと動き出しました。
が、こうした活動があまり認知されていないのか、なかなか上手くいきません。
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